乾物で未来につながる食育を!

乾物は赤ちゃんから使えます

離乳食は時期によっても食べられる食材や、量・調理方法などが大人より限られているため、どうしてもマンネリになってしまいがち…。
いざ離乳食を作ろうと思っても、冷蔵庫には使える食材が残っていなかったり…。
そんな時に大活躍してくれるのが、長期保存が利く乾物。
常温で長期保存ができる乾物は、離乳食作りをワンランクアップさせるスグレものです。
乾物には、乾燥前の素材よりも風味やうまみが増している素材が多く、基本的に調味料をあまり使えない離乳食作りでは、味つけや風味づけにも利用できます。
また、ビタミンやカルシウム・鉄などミネラル豊富な素材も多く、栄養的にぜひ取り入れたいものです。
一年中変わらず手に入る乾物はどの月齢の赤ちゃんにも使えます。
乾物を離乳食に使う場合、分量はほんの少しだけ。
その後しまい込みすぎて、賞味期限が過ぎてしまったという失敗もよく聞かれます。
乾物は湿気が大敵。いったん封を開けたものは、密閉袋や密閉容器を利用して保存しましょう。
乾物を手軽に離乳食に活用するには、保存方法にちょっとした工夫が必要。
例えば、きなこやごま、青海苔、かつおぶし、桜えびなどは、中身が一目でわかるように、ベビーフードの瓶などに入れ替え、取り出しやすい場所に並べて保存するとよいでしょう。

子どもの非行を防ぐ、乾物野菜は栄養素の宝庫

子どもが非行に走ることのないよう、バランスの良い食生活をしましょう。
野菜や昆布やヒジキ、ワカメなどの海藻類、切干し大根などよく食べていらっしゃいますか。
例えば、人参、ゴボウ、大根、蓮根などの根菜類にはミネラルが豊富ですし、根菜を頂くと地に着いた考え方ができるようになると言われています。
昆布やヒジキ、ワカメなどは、鉄分やカルシウムが豊富で、鉄分を錠剤でとったり、カルシウムを牛乳でとったりするよりもお薦めです。
切干し大根は、太陽のエネルギーを吸収し、繊維質も豊富であり、それを煎じたお茶は脂肪を溶かすのに効くといわれています。

乾物でもカラフルに!

乾物というと割と地味な見た目の印象があります。
小さな子どもほどカラフルなものを好む傾向にあるので、カラフルな野菜やまた、探せば色合いの美しい乾物もあります。
そういったものを使ったりと工夫をして子どもが食べやすい環境を作ることも大事なステップです。